
ヴィッセル神戸所属の元日本代表GK権田修一は、1日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第2節のメルボルン・シティ戦でスタメン出場。クリーンシートを達成し、チームの勝利に大きく貢献した一方、試合後インタビューでの一部コメントが話題を呼んでいる。
神戸対メルボルン・シティの一戦はインターネット動画配信サービス『DAZN』で生配信。9月20日に神戸へ加入し、上々のデビューを飾った権田は、試合後に「このチーム(神戸)は口先のファミリーとかじゃなく、しっかりハードワークできるチーム」と、FW大迫勇也、DF酒井高徳ら元日本代表選手を多く擁する神戸を他クラブと比較した上で評している。
この「口先のファミリーとかじゃなく」というコメントを踏まえると、権田はFC東京、サガン鳥栖、清水エスパルス、ポルティモネンセなど日本国内外の複数クラブを渡り歩く中で、一部チームの姿勢に対して疑問を抱いたと推測することも可能だ。
一方、神戸公式サイトによると、同選手は2024シーズンまで在籍していた清水エスパルスに言及。「僕自身、この前は古巣との対戦で、正直、清水エスパルスの方が思い入れのある選手もたくさんいるので個人的には感情的に難しい試合でした」と、9月27日に行われたJ1第32節の清水戦を回顧。古巣への特別な思いを明かしている。
なお、権田は2024シーズン限りで清水を退団し、2025年夏までハンガリー1部デブレツェンでプレー。2024/25シーズン終了後にデブレツェンを退団した後について、インスタグラムで「欧州でプレーを続ける事を模索した今夏、移籍のウィンドウが閉まってからも自分の目標を達成する為にオファーを待ちましたが満足できるオファーはありませんでした。今夏に一番感じたのは自分の実力不足と自分の世界での価値の低さです」などと説明している。
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