
湘南ベルマーレ所属のU20日本代表FW石井久継は、9月28日に行われたFIFA U20ワールドカップ・グループステージ初戦(対エジプト代表)で1ゴールをマーク。チームの勝利に大きく貢献したが、早速オランダ方面から注目されている。
オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであり、日本サッカーに精通しているヘラルド氏は、石井に注目。同選手のゴールシーンをアップした上で、「彼は非常に過小評価されている。所属先の湘南でもっと出場機会が与えられるべきだ」と指摘すると、「“10番”ではなく、ストライカーの背後で“偽9番”の役割を担った。スペースをうまく活用し、この試合で素晴らしいインテリジェンスを披露した」と伝えている。
現在20歳の石井は、2023年2月に湘南の2種登録選手となると、2024年にトップチームへ昇格。プロ1年目からJ1リーグ戦14試合の出場で1ゴールを挙げており、今季もここまで11試合の出場で1ゴールをマーク。ただ全11試合で途中出場とレギュラー定着には至っていない。
U20日本代表は石井、MF大関友翔(川崎フロンターレ)やDF市原吏音(RB大宮アルディージャ)といった有望株を擁している。ヘラルド氏が9月12日のU20日本代表メンバー発表後に「U20日本代表には多くの才能ある選手がいる。近いうちに欧州移籍を果たす可能性がある」と伝えている。
また報道によると、エジプト戦では一部海外クラブのスカウト陣が視察に訪れていた模様。追加点を奪った石井のプレーに、スカウトが目を留めた可能性も考えられる。
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