
RB大宮アルディージャ所属のU20日本代表MF大関友翔は、9月28日に行われたFIFA U20ワールドカップ・グループステージ初戦(対エジプト代表)で、PKから先制ゴールをマーク。チームの勝利に大きく貢献した一方、以前から海外移籍の可能性が取りざたされている。
オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであり、日本サッカーに精通しているヘラルド氏は、2025年6月の時点で市原の去就に注目。「J2から海外移籍の可能性がある選手」のひとりに同選手の名前を挙げ、こう報じていた。
「彼は高井幸大(トッテナム・ホットスパー)と同様、(現代の日本サッカーの)ディフェンダーで最強のタレントのひとりとして評価されている。J1を経由することなく、ヨーロッパへ移籍する可能性は十分ある」
また、ヘラルド氏は9月12日のU20日本代表メンバー発表後には「U20日本代表には多くの才能ある選手がいる。近いうちに欧州移籍を果たす可能性がある」とリポート。欧州移籍に近い選手のひとりに市原が含まれている可能性はあるとみられるが、一部報道によると、日本対エジプトで海外クラブのスカウト陣が視察に訪れていたという。
現在20歳の市原は、大宮の下部組織出身。2020年以降コンスタントに年代別代表に招集されるなど頭角を現すと、2種登録選手時代の2023年7月12日に行われた天皇杯3回戦(対セレッソ大阪)で、クラブ史上最年少となる18歳と5日でトップチームデビュー。プロ1年目の2024シーズンはJ3リーグ31試合の出場で4ゴールを挙げ、クラブのJ2昇格に大きく貢献している。
2025シーズンも主力センターバックとして活躍している市原だが、U20日本代表の一員として第51回モーリスリベロトーナメントに参戦するなど、国際舞台でも存在感を発揮している。エジプト戦での活躍を受けて、海外での関心はより一層高まっているだろう。
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