
プレミアリーグのリバプールは守備陣の再構築を進める中で、契約問題を抱える重要な局面に直面しているようだ。クラブはクリスタル・パレス所属DFマルク・グエイの獲得に強い関心を示しており、長期的な補強戦略の一環として動きを見せている。ただし、この動きは現有戦力の去就とも密接に結びついている。
リバプールが契約延長を急いでいるのは、クラブに所属するフランス代表DFイブラヒマ・コナテだ。2021年にブンデスリーガのRBライプツィヒから移籍金3,600万ポンド(約72億円)で加入した同選手は、DFフィルジル・ファン・ダイクとのコンビでプレミアリーグ屈指の守備を形成し、アルネ・スロット監督体制でも中心的役割を担っている。
だが同選手の代理人が市場を探る中、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティといったプレミアリーグの有力クラブが状況を注視している。仮に契約延長がまとまらなければ、来2026年夏にフリーで流出する可能性もある。
ラ・リーガのレアル・マドリードやブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンも関心を寄せる中、リバプールは契約延長に自信を見せつつも予断を許さない状況にある。UKメディア『TBR Football』によれば、リバプール内では10月に予定される交渉が前向きに進展していると伝えているが、過去のクラブからの提示を拒否されてきた経緯がある。もし、交渉決裂となれば、国内外の強豪が動くことが予想される。
一方でアーセナルは、DFウィリアン・サリバやDFガブリエウらが形成する守備陣に厚みを加える存在としてコナテを理想的な人材と見なしているようだ。すでに守備強化に巨額を投じてきたが、長期的な競争力維持にはさらなる選択肢が必要と考えている。また、チェルシーにとっても、再建の一環としてフリーで獲得できるのであれば理想的な補強になるとみられる。
リバプールにとってコナテの存在は、単なる守備強化にとどまらず、スロット体制の象徴とも言える。グエイの獲得交渉も進む中で、クラブが国内外のライバルの関心をかわし、主力を引き留めることができるかが大きな焦点となっている。
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