
イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは、今2025/26シーズンをラ・リーガのバルセロナで過ごしている。プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドからのレンタル移籍だが、ここまで順調な滑り出しとは言えない。
ラッシュフォードは、チーム行事への遅刻によりクラブから罰金を科される一方で、9月19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのニューカッスル・ユナイテッド戦(2-1)では2ゴールを挙げるなど、ピッチ上では輝きを放つ場面もある。リーガでは5試合に出場し、記録は1アシストにとどまっている。
こうした状況のなか、リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)がラッシュフォード獲得に向けて動いているとUKメディア『Sports Mole』が報じた。同メディアがスペインメディア『Fichajes』の情報を引用したところによると、PSGは来2026/27シーズンに向けてラッシュフォードを狙っており、PSGのルイス・エンリケ監督が同選手を高く評価しているという。PSGは今2025/26シーズン終了後に4,000万ポンド(約80億円)のオファーを準備しているとのことだ。
一方で、バルセロナはユナイテッドとのレンタル契約に2,700万ポンド(約54億円)の買い取りオプションを含んでいるが、PSGの動向によって計画が頓挫する可能性がある。ラッシュフォードの将来は依然として不透明であり、移籍市場での動向が注目されている。
近年は中位に低迷するユナイテッドで苦しむ場面もあったが、ラッシュフォードは依然として欧州トップレベルで戦える才能を保持している。
また、同メディアは、ラッシュフォードが一部のウインガーには欠けているゴールに直結する鋭さがあり、決定的な場面を生み出せる点を評価している。
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