
RB大宮アルディージャは9月24日、長澤徹監督の解任、および宮沢悠生氏の監督就任を公式発表。J1昇格の可能性を残す中でも監督交代に、クラブOBや代理人から批判の声が挙がっているほか、長澤監督に新たな動きがあるようだ。
かつて2011年から15年まで大宮に在籍し、現在はJFA登録仲介人である渡邉大剛氏は、監督交代の公式発表直後にXを更新。「率直な感想はこの決定に納得してない」と切り出し、「クラブ/RBグループとしてはJ3→2→1と一気に昇格を目指すのは理解できるけど決して簡単ではないしこのタイミング?なのかと」と首を傾げたほか、「勿論プロなので結果が全てだけど長澤徹さんがこのクラブにもたらしたら結果は考慮されるべき。クラブとして退路は断たれたね!昇格のみ!」と綴っている。
一方、エージェント会社『Sorriso』は24日、公式インスタグラムアカウントで「長澤徹監督との代理人契約締結のお知らせ」と発表。「J2 RB大宮アルディージャの長澤徹監督と代理人契約を締結致しました」とし、同氏の経歴を紹介している。RB大宮の監督解任発表直前のリリースであるだけに、同氏の新天地を探す上での動きとみられる。
長澤氏は2024年から大宮を指揮。就任1年目にJ3リーグで25勝10分3敗、勝ち点85でJ2昇格を成し遂げると、今季はここまで13勝8分9敗。直近のリーグ戦で3連敗を喫していたが、それでも首位から勝ち点8差の8位につけている中での電撃解任だった。
なお、渡邉大剛氏はFW渡邉千真(現SHIBUYA CITY FC)の実兄。強豪の国見高校で数多くのタイトルを獲得したほか、2003年から10年にわたり京都サンガでプレー。2015シーズン終了後に大宮を退団した後は、韓国の釜山アイパーク、カマタマーレ讃岐、品川CC横浜と渡り歩き、2020年12月に現役を退いている。
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