プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

アモリム監督、マンチェスター・ユナイテッド解任の判決?後任候補の浮上

ルベン・アモリム監督 写真:Getty Images

 プレミアリーグ今2025/26シーズン開幕から、マンチェスター・ユナイテッドは不振に陥っている。ポルトガル人指揮官ルベン・アモリム監督の采配は批判の対象となり、クラブの戦いぶりには一体感を欠いているとの見方も出ている。9月21日のチェルシー戦では、ホームのオールド・トラフォードで2-1の勝利を収めたものの、根本的な評価の改善には至っていない。

 アモリム監督については、元マンチェスター・ユナイテッドGKのベン・フォスター氏が「あと数か月の猶予しかない」との見方を示したとUKメディア『Manchester Evening News』が伝えた。

 フォスター氏は、自身のポッドキャスト『Fozcast』で「数試合連敗すれば解任は避けられない」と述べ、今シーズンここまでのチームが噛み合っていないと批判した。

 そして後任候補として、同リーグのクリスタル・パレスを率いるオリバー・グラスナー監督を推した。パレスは今2025年夏に主力選手を複数失ったにもかかわらず好調を維持し、リーグ5位に位置している。また、グラスナー監督が、パレスとの契約が残り9か月であることも指摘した。

 なお、アモリム監督の後任候補としては、他にもアンドニ・イラオラ監督(ボーンマス)、ガレス・サウスゲート監督(元イングランド代表監督)、マルコ・シウバ監督(フラム)、マウリシオ・ポチェッティーノ監督(現アメリカ代表)らの名も挙がっている。

 また、アモリム監督にはポルトガルの名門ベンフィカ行きの噂も浮上していたが、元ユナイテッド指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督がベンフィカの新監督に就任したことで、その話は収束している。

 同メディアによると、チェルシー戦後のインタビューでアモリム監督は、自身の去就について「なるようになる。何が起こるか見てみよう」と述べつつ、「今はユナイテッドだけに集中している。私のクラブはここだけだ」と強調した。