Jリーグ ファジアーノ岡山

移籍金40億円・岡山に0.3億円!?日本代表MF佐野航大にブライトン移籍報道

佐野航大 写真:Getty Images

 オランダ1部NECナイメヘンでFW小川航基やFW塩貝健人とチームメイトの日本代表MF佐野航大には、依然として移籍の可能性がある模様。すでにDF板倉滉所属のアヤックスやMF三笘薫擁するブライトンなど複数クラブからの関心が報じられているが、古巣のファジアーノ岡山に巨額の連帯貢献金が支払われる可能性もある。

 佐野の去就を巡っては、2025年5月以降にアヤックス、PSV、フェイエノールト、それにドイツ、イングランド、フランス、スペイン国内クラブからの関心が報じられていたほか、ナイメヘンの公式戦にブライトン、アストン・ヴィラ、ドイツ国内クラブのスカウト陣が視察に訪れていたというが、2025年夏はひとまず残留している。

 また、ナイメヘンのGM(ゼネラルマネージャー)を務めるウィルコ・ファン・シャイク氏は、9月2日放送の現地スポーツ番組『デッドライン・デイ』に出演した際、「(佐野の獲得を目指すクラブから)土壇場でパニック的なオファーが殺到した」「PSVアイントホーフェンがジョーイ・フェールマンを放出していたら、佐野の獲得を目指していたはずだ。ただ、移籍金額が1000万ユーロ(約17億円)でも、我々はオファーに応じていなかった」と、残留の裏側を明かしていた。

 今季もナイメヘンの主力選手として活躍している佐野だが、現在の好調ぶりを維持すれば、移籍金がさらに跳ね上がる見込み。現地ポッドキャスト番組『Rood Groen Zwart』は9月23日に「ナイメヘンは2026年夏、佐野の獲得を狙うクラブに2,000万ポンド(約40億円)を要求する可能性がある」と、移籍金が2,000万ポンドにのぼる可能性を報じたほか、ブライトンが同選手の獲得に動く可能性もあわせて伝えている。

 ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、仮にナイメヘンが2,000万ポンドで佐野を完全移籍により放出するとなれば、岡山には移籍金の0.75%にあたる15万ポンド(約3,000万円)が連帯貢献金として支払われるという。