
日本代表FW中村敬斗は移籍の可能性が報じられたものの、フランス2部スタッド・ランスに残留。自身の去就を巡るクラブ首脳陣との対立が取りざたされていたが、本人が残留の裏側の一部を明かしている。
同選手は7月下旬の日本ツアー以降、しばらくチームに合流していなかったものの、9月10日ごろにランス残留が決定。9月20日のサンテティエンヌ戦で今季初めてピッチに立っているが、フランス『L’Union』が22日に伝えたところによると、本人は自身の心境についてこう語ったという。
「(自身の移籍騒動について)あまり詳しくは話せない。クラブが僕に残留を望んだだけだ。 FIFAワールドカップ北中米大会は絶対に出場したいので、僕の目標はできるだけ多くのゴールとアシストを挙げることだ。フランス2部リーグ戦最高のパフォーマンスを発揮したい」
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場クラブのビジャレアルや、トルコ1部ベシクタシュからのオファーが報じられたが、いずれも破談に終わった中村。ランス残留が決まった後、代理人を『クラシコ・スポーツ』へ変更しているが、この代理人の変更に関してコメントは残さなかったとみられる。
一方、ランスのカレル・ヘラールツ監督は12日の記者会見で、中村との会話内容の一部を告白。本人から「もう一度サッカーがしたいし、サッカーに集中したい。このクラブでチームメイトと楽しみたい」と伝えられたことを明かしている。
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