
日本代表のFW前田大然、FW山田新が所属するスコティッシュ・プレミアシップのセルティックは、今2025/26シーズンの序盤、国内リーグでは一定の結果を残しているが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選で、カザフスタン1部のカイラト・アルマトイに敗退し、暗い影を落とした。
今2025年夏に複数の新戦力を迎えながらも、ブレンダン・ロジャーズ監督はさらなる補強を求めていた。特に攻撃陣は補強の必要性が高く、信頼できるFWがいればCL予選突破の可能性もあったと見られている。
そうした中、セルティックが狙う新戦力として、プレミアリーグのチェルシーに所属する元イングランド代表のスター選手FWラヒーム・スターリングの名前が浮上しているとUKメディア『Football FanCast』が伝えた。ロジャーズ監督はリバプール時代(2012-2015)にスターリングを126試合起用し、41ゴールに関与させた実績がある。移籍情報に詳しいピート・オルーク記者は、ポッドキャスト『Inside Track』で、両者の過去の関係が移籍の鍵を握る可能性を示唆している。
スターリングには今夏にトルコやサウジアラビアからのオファーがあったが、チェルシー残留を選択した。しかし、チェルシーのエンツォ・マレスカ監督の構想外となり、1月の移籍を模索している状況だ。国外移籍よりも生活環境の変化が少ないスコットランド行きは、現実的な選択肢となり得ると同メディアは伝えている。ただしセルティックには予算の制約があり、移籍が成立する場合はスターリングが大幅な減俸を受け入れる必要があるようだ。
スターリングは通算194ゴールを記録するなど輝かしいキャリアを持っているが、近年は低調で、昨2024/25シーズンは、アーセナルで公式戦6ゴール関与にとどまった。
それでもスコティッシュ・プレミアシップやUEFAヨーロッパリーグの舞台では、スターリングが再び輝きを取り戻す可能性がある。ロジャーズ監督の下で、過去には最高のパフォーマンスを発揮した経緯もあり、再会が復活のきっかけになるのか注目される。
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