
スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW前田大然は先日、2025年夏の移籍を希望したものの、所属クラブから拒否されたことを明かしたことで話題に。トッテナム・ホットスパーなどプレミアリーグ所属複数クラブからの関心も報じられていたが、イギリス国内ではMF旗手怜央の方がプレミアリーグで成功を収めるとの論調が広まっているようだ。
現地メディア『67 Hail Hail』は9月18日、以前からステップアップ移籍の可能性が報じられている旗手と前田について、プレミアリーグへの適性という観点から両選手を比較。「プレミアリーグで成功できるのは旗手の方だ」と結論を述べた上で、前田についてこう語っている。
「前田はとても速い選手だが、正直なところプレミアリーグで戦えるとは思えない。1対1では素晴らしいプレーを見せるが、ストライカーではない。素晴らしいウインガーであることは分かっているが、相手は体格が大きいので、押し込まれてしまう。プレミアリーグへ移籍したら通用しない」
また『67 Hail Hail』の報道によると、旗手は2024年7月の時点でステップアップ移籍の意思があることを明言。「(ヨーロッパには)まだまだ上のリーグがたくさんあるので、挑戦できるなら挑戦したい。そこを目指さなければプロサッカー選手を続ける意味がないので、常に高い目標を持ち続けたいと思っている」「プレミアリーグでプレーしたいし、個人的にはスペインやイタリアにも興味がある」などと、セリエAやラ・リーガ移籍も選択肢に含めていることを明かしたという。
なお、前田のセルティック残留を巡っては、英メディア『フットボール・インサイダー』がブンデスリーガ所属クラブによる高額オファーの存在を伝えたほか、本人が9月の日本代表活動中に「オファーがあり、キャリアを次の段階へ進めたいと一貫してクラブに伝えていた。しかしセルティックは補強を確保できず、移籍を認められなかった」などと語っていた。
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