
残り試合数も1桁となり、いよいよシーズン終盤戦へと突入した2025明治安田J1リーグ。ここまでで首位を走るのは点取り屋FWラファエル・エリアス擁する京都サンガだが、勝ち点差なく2位には、こちらも得点力に定評のあるFWレオ・セアラ擁する鹿島アントラーズがつけている。さらに6位サンフレッチェ広島までが勝ち点4差以内で猛追しており、優勝争いはまだまだ先の読めない展開となっている。
今季は、浦和レッズがFIFAクラブワールドカップに出場したことにより、通常の夏の移籍期間に加え6月にも特別移籍期間があり選手の動きも活発となった。現在上位勢の中には、それらの期間を有意義に活用し、戦力アップを図って終盤戦に臨んでいるクラブも複数ある。
その一方で、選手の海外挑戦などにより戦力ダウンと言わざるを得ない状況となったクラブもある。特にここから残留を懸けて戦う下位クラブほどその傾向は顕著だ。ここでは、夏の移籍によって戦力ダウンが心配なクラブを3つランキング形式で紹介していく。

3位:東京ヴェルディ
この夏チームを離れた選手
- 千田海人(鹿島アントラーズへ完全移籍)
- 翁長聖(V・ファーレン長崎へ完全移籍)
- 木村勇大(名古屋グランパスへ完全移籍)
- 綱島悠斗(ロイヤル・アントワープへ完全移籍)
16年ぶりにJ1を戦った昨季は6位と躍進した東京ヴェルディ。昨年期限付きで所属していた選手も含めて多くの選手がチームに残り迎えた今季だったが、開幕から連敗スタート。以降もなかなか白星が続かず、ここまで16位と降格圏近くに沈んでいる。
さらに今夏は主力選手にも動きが。昨季4ゴール1アシストとサイドから攻撃を牽引したMF翁長聖がJ2のV・ファーレン長崎へ電撃復帰。さらに昨年のチームトップスコアラーFW木村勇大が残留争いのライバルでもある名古屋グランパスへ移籍し、攻撃のキーマンを複数失った。加えて7月のEAFF E-1サッカー選手権2025に臨む日本代表にも選出されたMF綱島悠斗もベルギーのロイヤル・アントワープに移籍と、伸び盛りの選手も手放したことから評価を3位とした。
主力選手の抜けた穴を補うべくJ2クラブより複数の選手を獲得しているが、J1経験は乏しいことから戦力としてどこまで計算できるかは未知数。直近の東京ダービーで敗れたことにより、本格的に残留争いに巻き込まれつつある今、オリジナル10の名門が戦力流出による懸念をどう払拭するのか注目だ。
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