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元横浜FM塩貝健人が移籍示唆「ザルツブルクより強いクラブへ」中村敬斗の古巣候補に

塩貝健人 写真:Getty Images

 横浜F・マリノスの元特別指定選手であり、オランダ1部NECナイメヘンで日本代表FW小川航基、MF佐野航大とチームメイトのU22日本代表FW塩貝健人が、移籍を望んでいる模様。日本代表FW中村敬斗(現スタッド・ランス)の古巣であるオランダ1部トゥウェンテが移籍先候補に挙がっている。

 塩貝の去就を巡っては、2025年6月に日本代表MF川村拓夢、FW北野颯太擁するオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクへ移籍する予定だったが破談。オランダ『Forza NEC』で8月25日に掲載されたインタビュー記事によると、塩貝は「オランダと日本でメディカルチェックを受けた時は、何も問題なかったのに…理解できない理由で移籍は破談になった。あまり説明がなかったので、契約が破談になった時は不安だった。あまりにも奇妙で、なかなか前に進めなかった」と複雑な心境を明かし、「今はザルツブルクより強いクラブへ移籍したいと思っている。今季が終わったら、ザルツブルクが僕と契約しなかったことへの復讐をしたい」と語ったという。

 また、現地メディア『ヘット・ニューズブラッド』が9月4日にアンデルレヒト移籍の可能性を報じたが、5日になって「アンデルレヒトは塩貝の獲得を打診したが、移籍金が高いため、獲得を断念した」とリポート。移籍金額には触れていないが、ザルツブルク移籍が破談に終わった際、ナイメヘンが450万ユーロ(約7億3,700万円)とクラブ史上2番目に高額な移籍金を受け取る見込みだったことを踏まえると、ナイメヘンはアンデルレヒトに対して450万ユーロ程度の移籍金を求めたとみられる。

 オランダ『フットボール・トランスファー』は15日に塩貝の去就を特集。「この夏、ナイメヘンと塩貝は袂を分かちそうになった」として、ザルツブルクへの移籍破談、そしてアンデルレヒトからの関心報道に触れると、こう伝えている。

 「塩貝自身は既に移籍の可能性を示唆しており、オランダ国内で活躍の場を見つけるかもしれない。彼はトゥウェンテのスタイルのフィットしている。トゥウェンテは今季ここまでオランダ1部リーグ戦で1勝3敗。攻撃陣が不振であり、塩貝の獲得が問題の解決策となるだろう」

 現在20歳の塩貝は、2024年に横浜FMへの加入内定が決まっていたが、同年8月に横浜FMの特別指定契約を解除してナイメヘンへ移籍。海外挑戦1年目からオランダ1部リーグ戦25試合の出場で4ゴールをマーク。今季もここまで日本代表FW小川航基の控えに甘んじているが、それでも4試合の出場で2ゴールと限られた出場時間の中で結果を残している。