
鹿島アントラーズ・ベガルタ仙台OBの遠藤康氏が、タイ3部カスタムズ・ユナイテッドFCのアドバイザーに就任。同クラブでは、ガンバ大阪、浦和レッズ、アビスパ福岡などJリーグ複数クラブ在籍歴を持つMF田中達也が選手兼監督として指揮を執っている。
カスタムズ・ユナイテッドFCは2024/25シーズン開幕前に日本の『TOKO Trading Group』とパートナーシップ契約を締結。2025年1月まで後藤圭太氏がチームを率いるなど、直近1年間で日本サッカーとの関係を深めている。
また、2025年6月30日には田中の選手兼監督就任を公式発表。同選手はロアッソ熊本、FC岐阜、G大阪、大分トリニータ、浦和、福岡でプレーし、J1通算117試合出場で14ゴール、J2通算95試合出場で11ゴールという実績の持ち主。2024年夏に福岡からラーチャブリーFCへ移籍すると、2024/25シーズンのタイ1部リーグ戦30試合中19試合の出場で9ゴール6アシストと結果を残していた。
その田中の招へいにつづき、カスタムズ・ユナイテッドFCは9月12日に遠藤氏のアドバイザー就任を公式発表。同氏はクラブ公式サイトを通じて、「カスタムズユナイテッドのフットボールアドバイザーに就任することとなり、大変光栄に思います。タイという新しい環境の中で、これまでの経験を少しでもチームに役立てることができれば嬉しいです。サッカーを通じて、スタッフや選手、サポーターの皆さんと良い関係を築いていけたらと思っています。よろしくお願いします」とコメントしている。
現在37歳の遠藤氏は、2007年から2021年まで鹿島でプレーし、J1通算304試合出場で46ゴールをマーク。2022年から3シーズンにわたり仙台でプレーし、2024シーズン限りで現役を退いていた。
コメントランキング