プレミアリーグ トッテナム

エゼ獲得失敗のトッテナム、賭博疑惑が無罪となったパケタに興味か

ルーカス・パケタ 写真:Getty Images

 トッテナム(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで17位に終わったものの、ヨーロッパリーグ(EL)を制覇。今夏に退任したアンジェ・ポステコグルー前監督の後任としてトーマス・フランク新監督が就任した。

 そのトッテナムはプレミアリーグでマンチェスター・シティ(イングランド1部)を撃破するなど、開幕から2連勝。しかし、トッテナムはノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)のイングランド代表MFモーガン・ギブス=ホワイトの獲得に失敗すると、イングランド代表MFエベレチ・エゼも急転直下でアーセナルにハイジャックされる形となった。

 イングランド代表MFジェームズ・マディソンが長期離脱したことを受けて、中盤の強化が急務になっているトッテナムだが、イギリス『デイリー・メール』によれば、ウェストハム・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするブラジル代表MFルーカス・パケタの獲得に興味を持っているという。

 2022年夏にオリンピック・リヨン(フランス1部)からウェストハムに加わったパケタは、卓越したボールコントロールと高水準のキック精度を武器にレギュラーとしてプレー。しかし、昨年5月に賭博市場に影響を与える不適切な目的のため、意図的にイエローカードをもらった疑いで、FAから賭博規則違反の疑いで告発されていた。

 FA(イングランドサッカー協会)から永久追放の可能性もあったパケタは最終判決で無罪が確定。昨季は難しいシーズンを過ごしたいとものの、今季は第2節のチェルシー(イングランド1部)戦で1ゴールを記録したブラジル代表MFはチャンピオンズリーグ(CL)出場クラブへの移籍は前向きだとされている。