
ポーランド1部レギア・ワルシャワ所属の日本代表MF森下龍矢が、イングランド2部ブラックバーンへ移籍する模様。FW大橋祐紀とチームメイトになる見込みだが、古巣のサガン鳥栖やジュビロ磐田に連帯貢献金が支払われる。
ポーランド『Przegląd Sportowy Onet』は8月24日に「森下は現在、ブラックバーンへの移籍手続きのため、イングランドに滞在している。22日にワルシャワのチームメイトや関係者に別れを告げた」とリポート。イングランド移籍間近であるというが、移籍金は200万ユーロ(約3億4,500万円)以上になる見込み。記事では「ワルシャワは森下の放出に消極的とみられていただけに驚きだ」と綴られている。
また、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、森下が200万ユーロでブラックバーンへ移籍する場合、鳥栖が1万ユーロ(約171万円)、明治大学が4万ユーロ( 約690万円)、磐田が5万ユーロ(約862万円)の連帯貢献金を得るという。
現在28歳の森下は、2023年12月に名古屋グランパスからワルシャワへ期限付き移籍。攻撃的MFとして才能を開花させ、2024/25シーズンに公式戦51試合の出場で14ゴール14アシストをマーク。2024年12月に完全移籍へ移行したが、買い取りオプションの設定額が50万ユーロ(約8,200万円)と報じられていただけに、ワルシャワは日本代表アタッカーを完全獲得時のおよそ4倍で売却するようだ。
森下の去就を巡っては、現地ジャーナリストのヤクブ・ポルコフスキ氏が2025年5月の時点で「欧州主要リーグのクラブが彼に注目し、獲得を検討するだろう」とステップアップ移籍を伝えていた。欧州5大リーグでのプレーも期待されたが、まずはイングランド2部の舞台で結果を残すことが求められそうだ。
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