
佐藤瑶大(名古屋グランパス)
明治大学卒業後、ガンバ大阪、ベガルタ仙台、浦和レッズでの経験を経て、今シーズンから名古屋グランパスに加わったDF佐藤瑶大。CBを主戦場としており、高い身体能力を活かした空中戦の強さと的確なポジショニングに定評がある。チームの守備に安定感をもたらす存在だ。
また、ピッチ上で最終ラインを統率する姿はまさにディフェンスリーダーそのもの。若干26歳ながらベテラン選手のような存在感を放っている。今シーズンもここまで16試合に出場しており、名古屋の中心選手として活躍を遂げている。
資金力のある川崎が本気で動けば、即戦力として計算が立つ選手であり、大金を投じてでも獲得を目指す可能性はありそうだ。

中村航輔(無所属)
柏レイソルやアビスパ福岡を経て、ポルティモネンセ(ポルトガル)でプレーしていたGK中村航輔。今年1月に退団し、以降はフリーの状態が続いている。
シュートストップを最大の武器とする中村は、数々のビッグセーブで名を馳せてきた。特に2017シーズンには圧巻のパフォーマンスを披露し、J1ベストイレブンに選ばれている。また同年には日本代表デビューも果たし、翌2018シーズンにはロシアで開催されたFIFAワールドカップのメンバーにも名を連ね、順調にキャリアを積み上げていった。
しかし、2018シーズンには2度の脳震盪に見舞われ、選手生命の危機にさらされた。それでも、不死鳥のごとく復活を果たし、ゴールを守り続けた。
その後も柏で活躍を続けた中村は、2021シーズンにポルティモネンセへ移籍。迎えた3年目の2022/23シーズンには、セーブ率リーグ1位を記録している。数々のビッグセーブでチームの窮地を救い、世界的にも注目を集めた。
しかし、その後は出場機会が減少。2024/25シーズンは公式戦わずか3試合の出場に留まり、現在はフリーの立場にある。今も活躍の場を求めている状況で、GKの層を厚くしたい川崎にとって、移籍金が不要な中村は非常に魅力的な補強候補となり得るだろう。
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