
オナイウ阿道(AJオセール)
3人目はフランス1部のAJオセールに所属するFWオナイウ阿道。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ同選手は、持ち前のフィジカルを活かしたポストプレーや滞空時間の長い跳躍力で空中戦を制圧することが出来る。
浦和レッズからレノファ山口へレンタル移籍した2018シーズンには、J2得点ランキングで2位となる活躍で一気にブレイク。翌年、大分トリニータへのレンタル移籍を経て2020~2021シーズン途中まで横浜FMでプレーしていた。
現体制でもDF永戸勝也やMF喜田拓也など共にプレーした選手もいることから、チームへの順応もそれほど時間はかからないだろう。夏の補強で横浜FMが獲得する選手として最適解と考える。

小林友希(ポルティモネンセSC)
4人目はポルトガル2部のポルティモネンセSCに所属するDF小林友希。
幼稚園からユースまでヴィッセル神戸アカデミーで育った小林は、185センチの長身を活かした空中戦の強さで存在感を放つほか、足元の技術の高さを活かした前線への正確なパスが持ち味で攻守において躍動する現代型のセンターバック(CB)である。本職はCBだがミッドフィルダー(MF)としてもプレー出来るユーティリティさも兼ね備えている。
神戸時代の2021シーズンには、スペインの名門・バルセロナ(スペイン1部)から神戸へDFトーマス・フェルマーレンが加入しているが、そんな中でも小林は22試合に出場している。翌2022シーズンも32試合に出場するなど、正真正銘、神戸のレギュラーとして活躍した。その後はスコットランドのセルティックに移籍したが出場時間が限られ、2024年8月から現クラブに在籍している。

角田涼太朗(KVコルトレイク)
5人目は横浜FM在籍経験があるKVコルトレイク(ベルギー1部)所属のDF角田涼太朗。
身長185センチで対人能力や足元の技術の高さに定評があり、左利きの大型CBとして注目されていた門田。2021シーズンに横浜FMでプロキャリアをスタートさせ、1年目こそは1試合0ゴールに終わっていたが、2年目以降は徐々にレギュラーとして台頭し、日本代表に選出された経験も持っている。
成長著しい25歳が、苦境に立たされる古巣に手を差し伸べることとなるのか。今後の動向に注目していきたい。
コメントランキング