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横浜FC小川慶治朗「走ることが役割」今季初弾で牽引【J1柏戦直前取材】

横浜FC 写真:Getty Images

チーム一丸となって結果を

ー好調の柏レイソルについての印象やどのように戦っていくか教えてください。

小川:レイソルはボールを持つのが上手い印象です。チーム(横浜FC)は公式戦で連勝できていますし、その中で粘り強い戦いがしっかり出来ています。レイソル相手だと、より粘り強い戦いが必要になってくると思います。守る時間は長くなると思いますが、粘り強く戦ってまずは失点をしない。そこは共通意識として皆持っているので、どんな戦い方であっても結果を求め、チーム一丸となってやるだけかなと思っています。

ー最近のゲームでは前線の大きい選手を活かして小川選手が前進するようなプレーが印象的です。試合ではどのような意識を持ってプレーしていますか?

小川:やっぱり走ることが自分の役割だと思っています。最近リーグ戦では、残り10分~15分でチームがリードしている状況で出ることが多かったので、攻撃のチャンスを窺いながらまずは押されてる状況の中で押し返すというところが自分の役割だと思っています。その為にひとつひとつのスプリントが大事ですし、守備でラインが下がっている所を押し上げる為のスプリントを意識して試合に入っています。攻撃のところでも前線でルキアンが頑張ってくれているので、その背後を走ることによって相手のDFラインも戸惑いますし、うまくスペースが空いたところに走ることを意識しながらプレーしています。

ー町田戦での得点シーンですが、今シーズン初めてといって良いくらい綺麗なロングカウンターが決まったと思います。その辺りチームとしてはどう感じていますか?

小川:スピードに乗ってカウンターを仕掛けると相手は嫌だと思うので、そこはチームとして常に狙っているんですが、守る時間が長いと中々そこまでできないんですよね。最近は守る時間が長い中でゴール前を固めることもあるんですけど、町田戦の得点シーンのような場面を出していくことで相手の脅威になって押せ押せムードでは無くなってくると思います。僕に限らずチームとしてあのような裏への抜け出しはやっていけると良いかなと思います。町田戦のように裏へ抜け出すシーンでゴールが奪えると、もう少しウチのペースで試合を運べると思うので。やっぱりスプリントでゴールに向かうことは改めて大事だと感じました。


囲み取材中の小川慶治朗

30歳を過ぎてなおスピードが衰えない理由

ー30歳を超えてもスピードが衰えませんが秘訣などはありますか?

小川:30歳超えて疲労の部分と常に戦っているので、練習でどうこうよりも疲労回復に力を入れています。疲労回復に関してはチームのトレーナーさんに手伝ってもらっていますし、家族にも食事の栄養面をサポートしてもらっています。自分でも睡眠やケアなどに気を遣っていますね。

ー小川慶治朗選手と言えば長渕剛さんファンとして知られていますが、試合前のルーティンとして聴いている曲などはありますか?

小川:長渕剛さんの曲はもちろん聴いていますが、どの曲と言われても選べないので(笑)友達に好きな曲を聞かれても「奥が深いから。語りだしたら止まらないから」と言っています(笑)試合の時はいつもシャッフルで聴いていますね。「こういう歌詞だったんやな」といった気づきもありますね。

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名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉、FCバルセロナ

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