ワールドカップ 日本代表

松木安太郎氏の解説はおもしろい?SNS上で賛否

松木安太郎 写真:Getty Images

 日本代表が2026FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選を通過し、本大会への出場を決めた中、3月20日(対バーレーン戦2-0)と25日(対サウジアラビア戦0-0)の試合を解説した松木安太郎氏の存在も注目を集め、ユニークな語録が話題となった。

 松木氏は試合中、「突然、大然(FW前田大然のプレッシングに対して)」や「ブラボーカメラ(DF長友佑都を映したカメラ)」といった独特の表現に加え、FW中村敬斗のパスミスに対して「フランスで使ってるボールより軽いのかな」といったコメントを披露。

 これらに対し「やっぱり代表戦のメイン解説(応援)は安太郎一択」と支持する声がある一方、「代表が進化してきたのに解説が松木のままではどうなのか」と、辛辣な意見も投稿された。

 テレビ朝日が放送する代表戦では長年おなじみの存在だが、「松木と川平慈英が解説している限り見る気にならない」と否定的な反応もあり、実況・解説の人選に対する視聴者の関心の高さがうかがえる。

 一方で「松木の声のトーンで大体わかる」という意見もあり、戦術や専門用語が難しいと感じる視聴者にとっては、感情がダイレクトに伝わる松木氏の解説が親しみやすいと捉える人もいるようだ。

 SNSでは「試合そっちのけで松木の発言が気になって集中できない」といった声や「今日も来世に残る名言を期待」と解説自体をエンタメとして楽しむ層も存在している。今後、代表戦における解説者の役割やスタイルをめぐっては、さらなる議論が続きそうだ。