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森保監督の選手起用にUKメディア指摘「前田、旗手、古橋の時間が無駄に」

森保一監督 写真:Getty Images

 日本代表は3月20日、埼玉スタジアム2002で行われた2026FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選でバーレーン代表と対戦し、2-0で勝利。8大会連続となるW杯出場を決めた。

 同試合、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するFW前田大然とMF旗手怜央はベンチ入りしたものの出場機会はなく、元セルティックのプレーヤーで現在はリーグ・アンのスタッド・レンヌ所属FW古橋亨梧はメンバーから外れた。この森保一監督の選手起用に対し、UKメディア『67 Hail Hail』が批判を展開している。

 同メディアは「またしても、前田、旗手、古橋の3人の時間が無駄になった」と指摘。セルティックの2選手がベンチに座ったまま、日本代表がFIFAランキング81位のバーレーン代表を相手に苦戦していたにもかかわらず起用されなかったことが問題視された。古橋に関してはベンチ外となり、「セルティック退団後のキャリアがさらに悪化している」と報じている。

 また、前田は22キャップを記録するが、前回の中国代表戦(2024年11月19日3-1)ではわずか6分間の出場にとどまり、その前のインドネシア代表戦(2024年11月15日4-0)では前半のみの45分間の出場だった。そして直近8試合で2度はベンチに座ったまま、さらに2試合はメンバー外とされるなど、招集されながらプレー機会が限られている状況が続いている。旗手についても、10キャップ数ながら、過去4回の国際Aマッチウィークでのプレー時間はわずか56分となっている。

 セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督がトレブル(3冠)を目指す重要な時期に、セルティックの選手たちが長距離移動を強いられながら起用されなかったことに対し、森保監督の選手起用が批判されている。