Jリーグ 清水エスパルス

清水エスパルスの新スタジアム計画は?推進派から「立地の再検討も…」

清水エスパルス 写真:Getty Images

 清水エスパルスは現在、IAIスタジアム日本平をホームスタジアムとして使用しているが、以前から新スタジアム建設の必要性が叫ばれている。しかし、一部からは現候補地での建設が難しいとの声が上がっている。

 スタジアムの建設候補地には、JR清水駅のそばに製油所の跡地が上がっているが、2025年3月1日の報道によると、静岡市の難波喬司市長は「地権者(エネオスホールディングス)との調整がなかなかつかない」などとコメント。計画が暗礁に乗り上げている可能性があるという。

 そんななか、静岡市議会議員選挙立候補者の藤本学氏は19日にXを更新。製油所の跡地でのスタジアム建設を期待するSNSユーザーのポストに反応する形で、「私の推測ですが、悲しいですが、ここには建てられないと思います。計画もほぼ白紙化している」などと投稿。「もしここに建設されるとしたら、公表されていない裏で巨大スポンサーが話を進めている、という可能性くらいしかないと思います」と綴っている。

 また、市が新スタジアムの立地を再検討する可能性について、藤本氏は「立地の再検討、もなくはないと思います。清水駅東口計画が順調に進んでいる、という情報がない場合は」と見解を披露。「新スタは悲願」「新スタ計画をまた動かすために立候補しています」などと、計画推進派であることを強調している。

 現在のIAIスタジアム日本平は、JR清水駅からバスで約20分。以前からアクセスの不便さが問題になっているほか、完成から30年以上が経ち、老朽化が進んでいる。新スタジアム計画を願うファン・サポーターは、投開票日が3月23日である静岡市議選の結果を気にするかもしれない。