
セリエA(イタリア1部)では、かつてMF本田圭佑(無所属)、日本代表DF長友佑都(現FC東京)、日本代表MF鎌田大地(現クリスタル・パレス)らがプレーしていたほか、現在は日本代表GK鈴木彩艶がパルマの正守護神として活躍している。そんななか、セリエA所属クラブが将来有望な日本人選手の獲得に動く可能性があるという。
国際サッカー連盟(FIFA)公認の代理人である岡田和貴氏は、3月18日にXを更新。「セリエAスカウトと協議中」とした上で、「現在、イタリア1部スカウトと話を進めています。彼らは日本の育成年代を高く評価しており、特に代表レベルの選手に強い関心を持っています」と綴ったが、対象のポジション・年齢について以下のように記載している。
「2007年生まれのセンターバック(右/左)、サイドバック(右/左)、ストライカー」、「2008年生まれのセンターバック(右/左)、サイドバック(左)、ウイング(右/左)、セントラルミッドフィルダー、ゴールキーパー(最低身長1.88m)」、「2009年生まれのストライカー、センターバック(右/左)、サイドバック(左)、ウイング、攻撃的ミッドフィルダー、ゴールキーパー(最低身長1.87m)」
このうち「2007年生まれのストライカ-」というカテゴリーでは、鹿島アントラーズ所属FW徳田誉が応募条件に該当する。同選手は2023年、U17日本代表の一員としてFIFA U17ワールドカップに参戦した実績を持っているほか、2025年3月のスペイン遠征に臨むU20日本代表に招集。すでに「代表レベルの選手」と言える。
条件に当てはまる選手や、その関係者等に「ぜひご連絡ください! セリエAのクラブが本気で関心を持っています」と呼びかけた岡田氏。森保ジャパンの躍進もあり、欧州での日本人選手に対する評価が上がっているだけに、10代の選手によるセリエA挑戦を、多くのサッカーファンが期待しているはずだ。
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