
明治安田J1リーグ第6節の鹿島アントラーズ対浦和レッズが3月16日、鹿島のホームである茨城県立カシマサッカースタジアムで開催。試合後、ネット上では鹿島のサポーター団体『インファイト』に関する書き込みや、同団体に対する批判も相次いでいる。
普段は横断幕やゲーフラを掲げて選手を後押しするホームゴール裏の鹿島サポーターだが、浦和戦では異なった雰囲気に。試合前の選手入場時、アウェイゴール裏では「浦和」というコレオグラフィーが見られた一方、ホームゴール裏ではコレオグラフィーによる特別な演出はなし。横断幕も掲げられず、鹿島サポーターはタオルを回しながらチャントを熱唱していた。
Xでは、ホームゴール裏の鹿島サポーターに対してインファイトから応援方法で、「声を溜める」「フラッグ・横断幕等を掲げない」などの指示があったという声が。同団体のメンバーから「今日は旗無しで俺たちの声だけで勝たせよう」などの呼びかけがあったという書き込みも散見された。
また、鹿島サポーターからは浦和戦の応援スタイルに対する不満や、インファイトに対する批判も噴出。応援方法に関して団体外のサポーターの意見を取り入れるように促すコメントも散見されるなど、同団体に厳しい目が向けられているようだ。
なお、鹿島は前半アディショナルタイムに先制ゴールを許すも、90分にMF知念慶のゴールで同点に。ホームで勝ち点1を掴んだ。また、同クラブの小泉文明社長は試合後、Xで「今日のホーム浦和戦は1-1の引き分けとなりました。前半終了間際に失点し難しい展開になりましたが、最後大雨の中応援してくれたファン、サポーターのみなさんの想いをのせたセットプレーからの知念選手のゴールで何とか引き分になりました。本当に熱い応援ありがとうございました」と投稿している。
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