
サンフレッチェ広島、浦和レッズ、ヴィッセル神戸、日本代表OBの槙野智章氏は、広島時代のパフォーマンスを回顧。現在のJリーグに与えた影響について語っている。
同氏は3月16日午前放送の『地方創生プログラム ONE-J』(TBSラジオ)に出演。本仮屋ユイカさんや横山雄二アナウンサーとの対談で、話題が“サンフレ劇場”に及ぶと、本人はパフォーマンスを始めたきっかけについてこう説明した。
「サッカーって、スポーツニュースの枠で野球に負ける。どうやったら目立つのか、どうやってお客さんを呼ぶかということを考えた時に、違う入り口を作らないといけないと(思った)。ゴールパフォーマンスとか、勝利した後にファン・サポーターと一緒に歌ったり、踊ったりする時間を作った。2008年に物議を醸したことが、当たり前になっている。今や60クラブ中58クラブがやっている」
「サッカーを見に来てもらいたいという思いと、こんなに面白いサッカーを(もっと多くの)人に知ってもらいたいという思いでやり始めたこと。同じようなことをしていたらターゲットが絞られるので、違うことをしないといけないと思って。サッカーを見に来る人じゃなくて、歌や踊り、パフォーマンスを見に来る人が増えた。そこから2,3回目、サッカーも見たいねという人たちで、リピーターになった。良い仕掛けだった」
Jリーグ界屈指のエンターテイナーとして名を馳せた槙野氏。自身のアイデアで始めたゴールや勝利後のパフォーマンスは、今やJリーグの文化として定着。多くのファン・サポーターにとって馴染み深いものになっている。
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