Jリーグ 名古屋グランパス

名古屋グランパス、長谷川健太監督解任論再び。三國・武田洋平らに批判も

長谷川健太監督 写真:Getty Images

 名古屋グランパスは3月15日開催の明治安田J1リーグ第6節で、東京ヴェルディに1-2で敗北。開幕から6戦未勝利で最下位に沈んでいるだけに、長谷川健太監督の解任を求める声が噴出。山口素弘ゼネラルマネジャー(GM)への批判も相次いでいるほか、東京V戦でスタメン出場のDF三國ケネディエブス、GK武田洋平にも厳しい目が向けられている。

 前節のセレッソ大阪戦から引き続き3バックシステムを採用した長谷川監督は、武田やDF佐藤瑶大の先発起用を継続した一方、C大阪戦でスタメンだったDF宮大樹、DF野上結貴を入れ替え。DF河面旺成、三國を3バックの一角に添えた。その名古屋は、21分にMF森島司のゴールで先制も、後半に2ゴールを奪われて逆転負け。1失点目では、武田がボールをキャッチしようとしたところ、脇の下を抜けてゴールマウスに吸い込まれた。

 くわえて三國も随所で不安定なパフォーマンスを露呈。ネット上では、武田、三國をはじめ一部選手のプレーに対する批判や、両選手をスタメン起用した長谷川監督の采配を疑問視する声が噴出。開幕から2分4敗と結果が出ていないだけに、再び監督交代論が飛び交っている。

 また報道によると、山口GMは東京V戦後、長谷川監督解任の可能性について「今のところ考えていない」などと、否定したとのこと。これを受けて、ファン・サポーター等からは監督交代の決断を迫る声や、同GMの辞任論が湧き起こっている。

 なお名古屋の守備陣では、新戦力の元日本代表GKシュミット・ダニエルがコンディション不良により、開幕から全試合でメンバー外。DF徳元悠平もC大阪戦で負傷交代。右内転筋肉離れと診断され、東京V戦ではベンチに入らなかった。