
日本サッカー協会(JFA)は13日、3月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対バーレーン、サウジアラビア)に向けての招集メンバー発表会見を実施。FW古橋亨梧(スタッド・レンヌ)をはじめ一部選手の招集にくわえて、FIFAランキングやW杯ポッド1,2入りの可能性に関する質問も飛んだが、FIFAランキングを巡る話題に関しては以前、一部のスポンサーがJFAに対してポッド1入りを目指す上での施策を求めていた。
JFAナショナルチームパートナーであるホテル業界大手『アパグループ』の元谷一志社長兼最高経営責任者(CEO)は、日本代表のW杯優勝にむけて全力でサポートしている経営者のひとり。北中米W杯アジア最終予選開幕前の2024年8月の時点で、予選終了後からW杯本大会までの親善試合におけるマッチメイクについて、自身の考えを発信していた。
同氏はサッカー番組『サカろう』(テレビ静岡)に出演した際、W杯優勝の条件に「ポット1入り」を挙げると、8月時点でFIFAランキング17位という現状、ランキング9位以内というポット1入りの条件を踏まえた上で、「上位9か国にいるようなマッチメイクを考えていますか?」「JFAとしてどのような戦略を考えるのかという部分を考えないといけない。それがあまり見えてこない」などと注文を付けている。
日本は2024年12月19日時点で、FIFAランキング15位。ポット1入りの目安である9位のイタリアと78.72ポイント差であるほか、ポット2入りのボーダーラインとみられる23位の韓国と67.34ポイント差だ。
北中米W杯では出場枠が「48」に拡大。1ポットあたり12チームという構成になるが、開催国のカナダ、アメリカ、メキシコはポット1に。3か国とも2024年12月時点で15位以下であるため、FIFAランキング上位9か国がポット1に入る可能性が高い。またアメリカ、メキシコが20位以上である現状を踏まえると、ポット2以上を確保するためには23位以内である必要が。2025年3月のW杯欧州予選開幕を踏まえると、日本にはさらなるポイントの上積みが求められる。
2025年9月の国際Aマッチデー期間に、強豪メキシコとマッチメイクの可能性が報じられている森保ジャパン。山本昌邦ナショナルチームダイレクターは13日の会見で「(日本代表が)ポットのどこにいるのかは、非常に重要な要素」「FIFAランキングのポイントはすごく気にしている」などと、W杯ポット分けに視線を向けているだけに、JFAには対戦相手の実績や実力のみならず、ポイント獲得の可能性を踏まえた上でのマッチメイクが求められそうだ。
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