
日本サッカー協会(JFA)は13日、3月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対バーレーン、サウジアラビア)に向けての招集メンバーを公式発表。FW陣では古橋亨梧が招集されたが、所属先のスタッド・レンヌで出場機会に恵まれていないだけに、一部から疑問の声が挙がっている。
FW上田綺世(フェイエノールト)がレギュラーに定着し、FW前田大然(セルティック)が好調を維持している日本代表のストライカ-陣。今回のメンバー選考では、FW浅野拓磨(RCDマジョルカ)やコンディション不良のFW小川航基(NECナイメヘン)が選外となった一方、古橋が招集。ただ、同選手は2025年1月にセルティックからレンヌへ完全移籍して以降、リーグアンでわずか3試合の出場とベンチ要員に甘んじている。
森保監督は以前、メンバー選考の基準のひとつとして、所属クラブでの出場機会を重視していることを明かしていた。それだけに今回の古橋の招集に対しては、指揮官の選考基準にそぐわないとの指摘が噴出。浅野やFW町野修斗(ホルシュタイン・キール)の実績や現状と比較する声が挙がっている。
そんな古橋はセルティック在籍時にゴールを量産。絶対的ストライカ-としてスコットランド1部リーグなど数々のタイトルを獲得したが、同クラブでの好調時期に日本代表に招集されないことが多々あっただけに、古橋の招集のタイミングを巡っても議論が白熱している。
なお森保監督はメンバー発表会見において、小川に追加招集の可能性があることを示唆。3月16日のオランダ1部リーグ戦における出場の可否に注目が集まりそうだ。
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