Jリーグ 川崎フロンターレ

前田大然の元同僚。元川崎レネ・サントスがJリーグ移籍?代理人は鹿島FWと一緒

川崎フロンターレ 写真:Getty Images

 川崎フロンターレ在籍歴のあるブラジル人MFレネ・サントスに、Jリーグ再挑戦の可能性がある模様。日本代表FW前田大然(現セルティック)の元チームメイトは、現所属先のブラジル3部グアラニで構想外扱いを受けているという。

 ブラジルメディア『Futebol Interior』は3月12日に「日本のクラブがレネ・サントスの獲得調査を行っている。日本サッカー界で存在感を放つ『Antoniu’s Assessoria Esportiva』が彼のエージェント業務を務めているという事実が、日本への移籍交渉を円滑にする可能性がある」とリポート。サントスのJリーグ移籍の可能性について、同エージェント会社はコメントを控えた一方、元川崎MFとグアラニの契約期間は2025年4月までとのことだ。

 また同選手は2024年7月にグアラニへ移籍して以降、公式戦でわずか1試合の出場。7月25日のブラジル2部リーグ戦でのプレーを最後に出番が無く、本人は2024シーズン終了後に契約解除を求めたが、クラブはこれを拒否。3部降格で迎えた2025年のプレシーズンからも除外され、個別トレーニングに専念するなど、厳しい立場に置かれている。

 現在32歳のサントスは、身長187cmの守備的MF。2012年にグレミオから川崎へ移籍したものの、J1リーグ戦で4試合の出場にとどまり、同シーズン終了後に期限付き移籍期間満了で退団。その後はジョージア、ブラジル、ポルトガル、サウジアラビア国内クラブを渡り歩いているが、ポルトガルのマリティモでは、前田とチームメイトだった。

 なお『Antoniu’s Assessoria Esportiva』社はサントスのほかに、FWレオ・セアラ(鹿島アントラーズ)、MFユーリ・ララ(横浜FC)、FWエロン(ベガルタ仙台)ら複数の外国籍Jリーガーのエージェント業務も担当。2025年はじめには、2024シーズン限りで大分トリニータを退団したFWサミュエルのグアラニ移籍を手掛けている。