プレミアリーグ リバプール

リバプール、ファンダイク後継者候補にドルトムントDFシュロッターベックに強い関心か

ニコ・c 写真:Getty Images

 昨季はチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝するなど躍進したシーズンを送ったボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)だが、今季は一転して不調に。ブンデスリーガでは10位に位置しており、首位のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)とは26ポイントも離れている。

 来季のCL圏内となる4位のアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)とも7ポイント離れているドルトムントは今季の不調を受けて今夏に主力選手を売却しなければいけなくなる可能性があるという。そのうちの1人がドイツ代表DFニコ・シュロッターベック(25)のようだ。

 ドルトムントは2027年夏まで契約を結んでいるシュロッターベックと早急に契約延長をしたいと考えているという。ドルトムントの上層部はドイツ代表MFエムレ・ジャンの後任として主将を受け継ぐことになるとみられている同選手に現在の年俸500万ユーロ(約8億円)からの大幅な昇給を約束したいと考えているようだ。

 しかし、シュロッターベックにはリバプール(イングランド1部)が強い関心を示しているという。今季限りで契約満了を迎えるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの去就が不透明となっていることからその後釜だと考えており、移籍金5000万ユーロ(約80億7000万円)以上の移籍金を準備しているようだ。

 フライブルク(ドイツ1部)でプロキャリアをスタートさせたシュロッターベックは2022年年夏にドルトムントへ加入。ビルドアップ能力の高さを武器に今季もここまで公式戦34試合に出場して4アシストを記録している。