ラ・リーガ バルセロナ

バルセロナ、好調シュチェスニーに新契約準備か。ピッチ内外での影響力評価

ボイチェフ・シュチェスニー 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)は11日に行わたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグでベンフィカ(ポルトガル1部)と対戦。ブラジル代表FWハフィーニャの2ゴールなどで3−1の快勝を収め、2戦合計4-1でベスト8に勝ち進んだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、バルセロナはこの試合でもゴールマウスを守った元ポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニー(34)との新契約について緊急性はないものの、今後数週間から数ヶ月以内に話し合う準備ができているという。

 ポーランド代表として84キャップを誇るシュチェスニーはアーセナル(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせると、ローマ)ブレントフォード(イングランド1部)やローマ(イタリア1部)へのレンタル移籍を経験したのち、2017年夏にユベントス(イタリア1部)へと加わった。

 高いシュートストップ技術を武器にクラブの複数タイトル獲得に貢献してきたが、昨夏に事実上の構想外となったことから双方合意で契約解除をしたのち、一度は現役を引退。しかし、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離脱したことを受けて、バルセロナへ加入し、現役復帰となった。

 加入当初は控えだったものの、今年1月下旬から守護神として公式戦15試合に出場して8度のクリーンシートを達成。クラブと指導者陣はピッチ内外でのシュチェスニーの影響力にとても満足しており、来季以降もとどまるかはシュチェスニー次第となるようだ。