
明治安田J1リーグ第5節の浦和レッズ対ファジアーノ岡山が3月8日、埼玉スタジアムで開催。FWチアゴ・サンタナのゴールもあり浦和が1-0で勝利したが、解説者の早野宏史氏は、Jリーグ公式戦におけるファウル判定基準の変更に言及。サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が先日、判定基準変更を批判していただけに、早野氏のコメントにも注目が集まりそうだ。
ガンバ大阪、柏レイソル、横浜F・マリノスOBである早野氏は、NHKBSのJリーグ中継・浦和対岡山に出演。試合中、ファウルの判定基準に話題が及ぶと、「プレータイム(ATP)を伸ばすのは良いことだけど、目的と手段を間違えてはいけない」「流すのは良いけどファールを取りませんってのは違う」などとコメント。Jリーグは2025シーズン開幕前に「コンタクト(接触)の強さと深さの向上」、「アクチュアルプレーイングタイム(APT)の増加」を目標に、判定基準変更の方針を打ち出しているが、このうちAPTの増加と判定基準との関係性に、同氏は疑問を抱いているようだ。
浦和対岡山では、小屋幸栄氏が主審を担当。両クラブのファウル数は浦和が「8」、岡山が「7」であり、イエローカードの枚数は浦和が「2」、岡山が「0」。退場者は出なかった。
なおJリーグのファウル判定基準には、清水エスパルス、柏、横浜FMOBの安永聡太郎氏も関心。8日午後、Xで「Jリーグの解説者はリスペクトしつつも、審判のジャッジに対してはっきり物申した方がいいなぁ」と切り出すと、「明らかに激しさとファールを耐えるが混同してるもん。選手の怪我誘発してる気がする」と、負傷者続出の可能性を指摘している。
またスキッベ監督は3月2日開催のJ1第4節・横浜FC戦後、インターネット動画配信サービス『DAZN』のフラッシュインタビューでファウルの判定基準に苦言。松尾喜文コーチの通訳を介して、「うまくいっていないと思っている」「日本のサッカーがこれだけ良くなっていって、これだけハードになっていく、当たりも強くなっていく中で、審判がそのような流れになっていることは非常に残念」などとコメントしている。
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