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全国高校サッカー出場。鹿児島城西高校MFに海外スカウト関心「今年ブレイク」

全国高校サッカー選手権大会 写真:Getty Images

 2024年12月開催の第103回全国高校サッカー選手権大会で1回戦敗退という結果に終わった鹿児島城西高校。金沢学院大学附属高校に敗れたが、U16日本代表候補選出経験のあるMF野村颯馬に、海外サッカー関係者が熱視線を送っている。

 現在2年生で岡山県笠岡市のジュニアユースチーム『JOLLITY笠岡出身』の同選手は、2024年11月に行われたU16日本代表候補合宿に参加。阪南大学高校とのトレーニングマッチで、得意のドリブルからチャンスを演出するなど存在感を発揮すると、中2日で高校サッカー鹿児島予選の準決勝(対鹿児島高校)へ。鹿児島城西高校は鹿児島を3-1で下すと、決勝では神村学園相手に1-0で勝利した。

 全国大会進出に貢献した野村は背番号「20」で登録されると、金沢学院戦でフル出場。チームは80分間でゴールを奪えず、PK戦の末に3-4で敗れている。

 ただセルビア2部FKヤヴォル・イヴァニツァの元スカウトであり、2024年10月から韓国系エージェント会社『L&K』のチーフスカウトを務めるマーク氏は、2025年4月に3年生となる野村に関心を寄せている模様。2月16日にXで「鹿児島城西高校の野村は、今年ブレイクすると思う。彼の将来は期待できる」と綴っている。

 野村をはじめ高校生年代の日本人選手に注目しているマーク氏。第103回全国高校サッカー選手権大会決勝・流通経済大学付属柏(千葉県)対前橋育英(群馬県)の試合終了後には、「MF白井誠也(前橋育英)、FW三鴨奏太(堀越)、MF亀田歩夢(流経大柏)は本当に良かった。だが大会MVPはFWオノノジュ慶吏(前橋育英)」と投稿していた。