川崎フロンターレに所属する日本代表DF高井幸大が、トルコ1部リーグのトラゾンスポル・クラブに移籍する可能性が浮上した。1月27日、複数のトルコメディアが報じている。
『61 Trabzon Haber』よると、トラブゾンスポルは20歳ながらで既にA代表入りを果たしている高井と既に交渉を開始しており、移籍の可能性が高いという。なお、川崎との契約は2026年まで残っていることや、同選手のもとには複数クラブからオファーが届いてることもあり、争奪戦となる可能性もありそうだ。
また、トルコメディア『Sporx』は、高井の市場価値は55万ユーロ(約9,000万円)で、トラブゾンスポルが獲得を狙っているのはその安さも理由となっていることを伝えている。
同クラブはトルコ1部リーグで7度の優勝を果たしており、直近では2020/2021シーズンに王者に輝いている。トルコリーグでプレーした日本代表選手では、セレッソ大阪MF香川真司(2019年1月から8月までベシクタシュに在籍)や、FC東京DF長友佑都(2018年1月から2020年6月までガラタサライに所属)が挙げられる。
小学生時代から川崎の下部組織に在籍し、高校2年生でユースから飛び級でプロ契約を結んだ高井は、2025シーズンでプロ4年目を迎える。2026年のFIFAワールドカップまで1年半となったこのタイミングで海外へ挑戦することになるのだろうか。20歳の若きDFがどのような決断を下すのか。注目が集まる。
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