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香川真司と再会?元マンU選手のセレッソ大阪移籍報道に反応「オファーは…」

スコット・ウートン 写真:Getty Images

 オーストラリア1部ウェリントン・フェニックスFCのジャンカルロ・イタリアーノ監督が、元U20イングランド代表DFスコット・ウートンの去就に言及。MF長澤和輝、MF石毛秀樹とチームメイトの同選手には、セレッソ大阪移籍の可能性が取りざたされているという。

 現在33歳のウートンは、身長188cmで右利きのセンターバックであり、かつてリバプールやマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に在籍。2012/13シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ2試合、EFLカップ2試合でピッチに立つなど、元日本代表MF香川真司(現C大阪)とチームメイトだったが、トップチーム定着には至らなかった。

 ユナイテッド退団後、リーズやウィガンなどイングランド2部以下の複数クラブでプレーしていたウートンだが、2022年1月にウェリントンへ移籍すると、海外挑戦1年目から主力センターバックとして活躍。2024/25シーズンもここまでリーグ戦全10試合でフル出場と、中心選手としてチームを支えている。

 ウートンの去就を巡っては、オーストラリアリーグの公式サイトが1月10日に「ウートンにはアーサー・パパス監督率いるセレッソ大阪への移籍が噂されている」とリポート。これによると、イタリアーノ監督は同選手がウェリントンを退団する可能性についてこう語ったという。

 「オファーは受け取っておらず、私にとってはXでの憶測にしかすぎないと思っている。ただ彼の契約は2025年6月までだ。現時点で来シーズンの契約は結んでおらず、来季についてまだ話していない。今シーズン終了までに話するだろう。彼が退団するとなれば、我々にとって大きな損失だ」

 なおC大阪の梶野智統括部長は、9日開催の新体制発表にて外国人選手2名の獲得を明言。鹿島アントラーズへ完全移籍したブラジル人FWレオ・セアラにかわるストライカーの獲得は確実とみられるが、ウートンの動向にも注目が集まる。