広州FC(旧広州恒大)は1月6日、債務負債を理由にクラブの解散を公式発表。中国サッカー協会(CFA)から2025シーズンのプロリーグ参加に必要なライセンスを交付されなかったが、今回の解散により広州FC所属の大物選手を獲得するチャンスが巡って来た。
広州FCにはFWフアン・アレグリア、FWフアン・ペニャローサと元U17コロンビア代表の2選手が在籍しているが、このうちアレグリアについてはポルトガル紙『O JOGO』が日本代表GK中村航基所属のポルティモネンセへ移籍する可能性を報じている。
一方、ペニャローサは身長174cmで右利きのウインガー。2018年夏からおよそ5年にわたりスペイン、コロンビア国内の複数クラブを渡り歩いていたほか、スペイン2部SDウエスカ在籍時には、2週間ほどではあるが元日本代表MF橋本拳人(現エイバル)とチームメイトだった。
2023年9月にウエスカを退団した後は、ラトビア1部ヴァルミエラを経て、2024年2月から広州でプレー。リーグ戦23試合のスタメン出場で2ゴール12アシストと、爆発的なスピードを武器にチャンスメイク能力を発揮していた。
そんなペニャローサの去就を巡っては、1月6日時点で他クラブ移籍の可能性は報じられていない。しかしネット上では「Jリーグで無双しそう」「どこかJクラブ獲りに行ってほしい」などと、早くも同選手のJリーグ挑戦を期待する声が挙がっている。
なおコロンビア代表歴のある選手では、横浜F・マリノスがコロンビア1部リオネグロ・アギラス所属のDFジェイソン・キニョネスを獲得すると、コロンビア人のシエラ記者が1月はじめに報じている。広州FCの解散により移籍金ゼロで獲得可能なだけに、Jリーグで無双するだけのポテンシャルを秘めた大物選手の去就に注目が集まる。
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