FC東京は1月4日、J2降格のサガン鳥栖からブラジル人FWマルセロ・ヒアンを期限付き移籍により獲得すると公式発表。本人がJリーグでのプレーに対する特別な思いを語ったほか、日本でさらなる成功を収めるための新たな取り組みも明かしている。
ブラジルメディア『ge』で1月6日に掲載されたインタビュー記事によると、ヒアンは「FC東京のようなビッグクラブでプレーする機会を得てとても幸せ。チームメイトと一緒にタイトル獲得という目標を達成できるよう頑張りたい」と喜びを爆発。「すでに日本を故郷のように感じているし、この素晴らしい国でプロキャリアを積めることが嬉しいよ」と語ったという。
また同選手はFC東京への移籍を機に、パフォーマンス分析と個人戦術コンサルティングを専門とする会社と契約を締結。「あらゆる分野でさらに改善するために、新たに契約を結んだんだ。自分の長所と短所を把握し、対戦相手をより深く研究して、弱点を知りながら常にトップに立てるようになりたい」と、さらなる成長への意欲を覗かせている。
現在22歳のヒアンは、2022年8月にECバイーアから横浜FCへ移籍。横浜FCで1年半プレーすると、鳥栖時代の2024シーズンはJ1リーグ戦30試合の出場で14ゴール2アシスト。『ge』は「彼は23歳以下のJ1リーグ得点王に輝いた」と評したほか、同選手と鳥栖の契約期間を「2026年12月まで」と伝えている。
なお本人は現在、休暇のためブラジルに滞在。1月10日にも再来日する予定だという。Jリーグで4年目のシーズンを迎えるブラジル人ストライカーの更なる活躍が期待される。
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