セリエA ユベントス

守備強化に動くユベントス、長期離脱から復活のマラシアをマンUからレンタル?

タイレル・マラシア 写真:Getty Images

 守備の要であったブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルが長期離脱を強いられると、左サイドバックの主力としてプレーしていたコロンビア代表DFフアン・カバルも負傷したことから、ユベントス(イタリア1部)は守備の強化に動くとみられている。

 その状況のなかで、さらにはブラジル代表DFダニーロにも退団の可能性が浮上しているユベントス。イギリス『スター』によれば、ユベントスはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするオランダ代表DFタイレル・マラシア(25)の獲得を検討しているという。

 ユベントスは完全移籍を視野に入れつつも、今季はレンタルでマラシアを獲得したいと考えているとのこと。ただ、ユナイテッドはイングランド代表DFルーク・ショーが負傷離脱を繰り返していることもあり、左サイドのオプションが限られていることからルベン・アモリム監督が放出に応じるかは不透明のようだ。

 下部組織からプレーしたフェイエノールト(オランダ1部)でプロキャリアをスタートさせたマラシアは、2022年夏にユナイテッドへ完全移籍。昨季はヒザの負傷でシーズンを全て棒に振り公式戦出場がなく、昨年11月にようやく復帰していた。

 なお、アモリム監督は復帰戦となった11月29日のUEFAヨーロッパリーグのボデ/グリムト(ノルウェー1部)戦のプレーについてマラシアを絶賛していた。長期離脱から復帰した今季はここまで公式戦5試合に出場している同選手だが、ユベントスへ加わることはあるのだろうか。