Jリーグ ベガルタ仙台

ベガルタ仙台、ユニフォームスポンサー発表なし…サポ団体関係者の投稿物議

ベガルタ仙台 写真:Getty Images

 2024シーズンの最終戦で、ファジアーノ岡山に敗れてJ1昇格を逃したベガルタ仙台。MF武田英寿、FW荒木駿太など新戦力の加入が相次ぐなか、仙台サポーター団体の関係者によるスポンサー関連のSNS投稿が物議を醸している。

 サポーター団体の関係者は5日夜にXを更新。「幹部がやらかしてユニホームの大口スポンサー撤退? その答え合わせは1/8か?」と投稿すると、ネット上で「本当なのか?」「スポンサー撤退ってやばいね」といった声が。一部のファン・サポーターは「例年12月中にユニフォームスポンサー発表しているのに、今オフはいまだ発表無し」などとクラブの先行きを心配している。

 ただ一方で、投稿内容を巡っては「シーズン終了後から昨年末までにユニフォームスポンサーを発表しなかったことだけが事実」という指摘が。「事実かどうか分からない話を漏らすことが、どれだけクラブやスポンサーに迷惑かかるか」「デマなら偽計業務妨害」などと当該関係者に対する批判や、「誤情報を拡散したとなれば、クラブは法的措置を講じるべき」「これがまかり通っていたら、新規スポンサーなんかつかなくなる」とクラブからの処分を望む声も湧き起こっている。

 仙台サポーターの問題行為といえば、2023年6月11日にユアテックスタジアム仙台で開催されたジュビロ磐田戦が記憶に新しい。この一戦では、磐田所属FW後藤啓介(現アンデルレヒト)の振る舞いに抗議するため、一部のサポーターが立ち入り制限エリアに侵入し、チームバスを取り囲むなど危険行為に。クラブが22名に無期限入場禁止処分を科すと、一部サポーター団体はクラブの処分に反発する形で、一時公式戦での応援歌使用を停止していた。

 またベガルタ仙台、サガン鳥栖OBである梁勇基氏(現仙台クラブコーディネーター)の引退試合2日前(12月12日)には、サポーター団体の関係者がXで「急にフロントに丸投げされました。試合明後日です。多方面にリスペクトが無さすぎます」とクラブ批判を展開していた。