かつて横浜F・マリノスでプレーしていたDF角田涼太朗は、怪我の影響もありイングランド2部カーディフ・シティで出番なし。1月にも日本代表DF藤井陽也、MF高嶺朋樹所属のベルギー1部KVコルトレイクへ復帰する見込みだという。
横浜FM時代の2022シーズンにJ1優勝を成し遂げた同選手は、2024年1月に横浜FMからカーディフへ完全移籍すると同時に、カーディフからコルトレイクへ期限付き移籍。コルトレイクではデビューからリーグ戦8試合つづけてスタメン出場も、大腿四頭筋の肉離れなどにより戦線離脱。複数回にわたり手術を受けるなど、一足早く2023/24シーズンを終えていた。
コルトレイクを期限付き移籍期間満了により退団し、カーディフでリハビリに励んでいる角田だが、2024/25シーズンはトップチームで出番なし。U21チームの一員として公式戦数試合に出場しているが、現地メディア『ウェールズ・オンライン』は4日に「カーディフは角田をコルトレイクへ期限付き移籍させることを認めた」とリポート。早ければ6日にもコルトレイクへの半年レンタルが正式決定するという。
また同メディアは「左利きであり、3バックの一角や、左サイドバックでプレーできる角田は、ここ数週間で復帰。体力を取り戻すために、U-21チームで数試合プレーした」と日本人ディフェンダーの現状をリポート。センターバックを本職とする選手が多いトップチームの現状を紹介した上で、「角田のコルトレイク移籍は、すべての関係者にとって最善の策となる。1度目のレンタル移籍時と同じようなパフォーマンスを発揮することが期待される」と綴っている。
なおコルトレイクは、2023/24シーズンのレギュラーシーズンで15位も、藤井の活躍もあり下位4クラブによるプレーオフの末に残留。クラブは2024/25シーズンもフレイル・アレクサンダーソン監督に託したが、開幕から黒星が先行。第19節終了時点で5勝3分11敗と14位に沈んでおり、12月中旬に監督交代している。
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