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浦和レッズで公式戦出番ゼロ。安部裕葵の去就は?一部記者「終わっている」

安部裕葵 写真:Getty Images

 柏レイソルからMFマテウス・サヴィオを獲得するなど、大型補強に動いている浦和レッズ。2024シーズンオフは所属選手の契約更新を一切公式発表していないが、同クラブ所属MF安部裕葵の去就に注目が集まっている。

 現在25歳の同選手は、2019年7月に鹿島アントラーズからバルセロナBチームへ完全移籍。海外でのさらなる飛躍が期待されたが、2020年2月以降は右ハムストリング筋断裂など度重なる怪我に苦しみ、公式戦ほぼ全試合でベンチ外。2023年夏、契約満了によりバルセロナBを退団して浦和へ加入している。

 ただ浦和加入後も長期離脱等により、公式戦で出番なし。2024年7月31日に行われたニューカッスル・ユナイテッドとの親善試合でデビューを果たしたが、その後もコンディション不良に悩まされている。

 2025シーズンの公式戦出場が不透明とみられる安部だが、Jリーグの情報に詳しいジャーナリストのリオネルピケ氏は3日、浦和所属MF小泉佳穂の柏レイソル完全移籍決定を受けて、「次に(浦和を)退団するのは安部か?」と投稿。「1分もプレーしないで何年経ったのか?」「2020年以降、4試合でプレーしているが、残念ながら彼のキャリアは終わっている」などと、安部の復活が厳しいとの見方を示した。

 サヴィオやMF本間至恩など、2024年以降アタッカーの獲得が相次いでいる浦和。安部の獲得を巡っては、以前からクラブ強化部への批判が挙がっている。バルセロナB在籍時から公式戦でほとんどプレーしていないだけに、2024シーズンオフの去就次第では、近いうちに現役引退を決断する可能性も考えられる。