Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズ退団。ギリェルメ・パレジの新天地は?

ギリェルメ・パレジ 写真:Getty Images

 ブラジル人MFギリェルメ・パレジは期限付き移籍期間満了により、2024シーズン限りで鹿島アントラーズを退団。アルゼンチン1部CAタジェレスへ復帰も、2025シーズン途中にブラジル国内クラブでプレーする可能性があるという。

 ブラジルメディア『maisgoias』が1月1日に伝えたところによると、同選手は鹿島退団後、古巣であるブラジル2部ヴィラ・ノヴァのトレーニング施設でリハビリに励んでいるとのこと。膝の前十字靱帯損傷で2024年9月に帰国していたが、現時点では2025シーズン開幕に間に合わないという。

 またパレジのコンディション回復次第で、ヴィラ・ノヴァは同選手の獲得オファーを提示する方針を固めているとのこと。記事では「オファーを受け入れるかどうかは、パレジ本人に委ねられる」と綴られている。

 現在29歳のパレジは、コリチーバやSCインテルナシオナルなどブラジル国内の複数クラブを経て、2020年1月にCAタジェレスへ加入。ただCAタジェレス加入以降も期限付き移籍を繰り返し、2024年1月に鹿島へ加入。来日1年目は公式戦16試合の出場でノーゴールと結果を残せなかった。

 なおパレジは12月12日にインスタグラムを更新。鹿島のユニフォームを身にまとう自身や家族の姿をアップすると、こう綴っている。

 「今日、私の家族と私はこのクラブとこの素晴らしい都市に別れを告げました。 挑戦に満ちた一年でした。残念ながら、私たちは望んでいた目標を達成できませんでしたが、多くの成果が得られると確信しています。ゲームの機会がほとんどなくても、私はキャリアを通して常にそうしているように、最大限に自分自身を捧げました」

 「私は夢を叶え、数え切れないほどの良い思い出と多くの学びを持ってきました。カシマ・アントラーズの真剣なサポートと模範、そして一年中私を支えてくれたファンに感謝します。君たちは素晴らしい!私の家族と私はここでとても幸せでした、そして私たちはそれをとても恋しく思うでしょう。いろいろありがとう」