鹿島アントラーズから欧州移籍を果たしたDF常本佳吾は、レネ・ヴァイラー元監督の指導もありスイス1部セルヴェットFCの中心選手として活躍。日本代表入り待望論もあるなか、日本とヨーロッパのサッカー文化の違いや、自身の将来について語っている。
現在26歳の同選手は、2023年7月に鹿島からセルヴェットへ完全移籍。ヴァイラー監督と再会すると、加入1年目から右サイドバックのレギュラーに定着。2024/25シーズンは、ここまでリーグ戦17試合の出場で1ゴール1アシスト。UEFAヨーロッパリーグの舞台でもピッチに立つなど、さらなる成長を遂げている。
そんな常本には、スイスにルーツを持つジャーナリストのリオネル・ピケ氏も関心を寄せている模様。同氏が1月1日に伝えたところによると、選手本人は今もなお鹿島に対する特別な思いを抱いているという。
「僕はアントラーズのことをとてもリスペクトしていますし、海外移籍で成長する機会を与えてくれたことにとても感謝しています。将来機会があれば、間違いなくアントラーズへの復帰を検討しますね」
また同選手は 「日本とヨーロッパのサッカーファンの文化は全然違います。スイスに来たばかりの時は、衝撃を受けることもありましたが、1年以上経って慣れましたね。(スイスのサッカー文化は)見ていて面白くて楽しいです」と、スイスでの順調ぶりをアピールしたという。
セルヴェットFCとの契約を2026年6月まで残している常本。欧州5大リーグへのステップアップ移籍も期待されているだけに、鹿島復帰はもう少し先になりそうだ。
コメントランキング