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ジュビロ磐田移籍。為田大貴がセレッソ大阪サポーターに複雑な心境明かす

為田大貴 写真:Getty Images

 セレッソ大阪は12月28日、MF為田大貴がジュビロ磐田へ完全移籍すると公式発表。同クラブのサポーターに対する本人のメッセージに注目が集まっているほか、2024シーズンまでチームメイトのGK清水圭介やFWレオ・セアラも反応している。

 同選手は2024年12月31日午後にインスタグラムを更新。C大阪のホームゴール裏やチームメイトの記念写真をアップした上で、こう綴っている。

 「改めてリリースの通りチームを離れることになりました。まず初めに、びっくりするくらいの皆さんからのメッセージに本当に感動と報われた気持ちでいっぱいです。試合後もこの位の温かいメッセージがほしかったです笑」

 「さて本題に入ります。4年間最高の仲間に囲まれ、最高のチームでプレーできたことを幸せに思います。セレッソに来て、偉大で尊敬できる先輩達、野心が高くいつも刺激をくれる後輩達。選手のために常に尽くしてくれたスタッフの方々。全ての人に支えられ、自分自身を大きく見つめ直し、大きく変革できた4年間だったと思います。昔の自分には考えられないほどサッカーに向き合う日々をおくれたのも、このチームに入れたからです。数々の痺れる試合。ダービー。ルヴァン。特にダービーでの数々の激闘。忘れません」

 「沢山の出会いと沢山の感動をくれた仲間、そして最高の雰囲気で後押ししてくれたサポーターのみなさん。ありがとうございました。これにてセレッソ大阪での選手を卒業します。本当にありがとうございました」

 これには、清水が「おい、為。最後の最後ありがとうな」と感謝すると、レオ・セアラは「good luck my friend」とメッセージを寄せている。そしてファン・サポーターからも心温かいコメントが相次いでいるが、「試合後もこの位の温かいメッセージがほしかった」という投稿文を受けて、ネット上では「やっぱりSNSは見たくなくても選手まで届いちゃうんよ」「選手がサポーターの投稿見ていることを忘れてはいけないね…」「これが為田選手の本音かも」などの声が挙がっている。

 試合後のブーイングや野次、SNS上での批判や誹謗中傷投稿で度々話題になっているJリーグ。為田のSNS投稿をうけて、これらの問題に関する議論が白熱しそうだ。