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サウサンプトン加入内定・日章学園FW高岡伶颯に向けて?矢板中央18番の言動話題

高岡伶颯 写真:Getty Images

 第103回全国高校サッカー選手権大会2回戦の矢板中央(栃木) 対日章学園(宮崎)が、12月31日にフクダ電子アリーナで開催。矢板中央が2-1で勝利したが、FW山下魁心(矢板中央)の振る舞いを巡り議論が白熱。U17日本代表FW高岡伶颯(日章学園)に対する称賛も相次いでいる。

 ファン・サポーターの間で話題になっているのは、試合終了時のシーン。主審がホイッスルを吹く瞬間、山下が敵陣で雄叫びを上げるなど、喜びを爆発。中継映像では、高岡に向かって叫んでいるように見えるだけに、同選手への批判が相次いでいる。

 Xでは中継の一部を切り取った動画が拡散。山下の言動に「品がない」「小物感がすごい…」「煽って何が楽しいの?」「勝って嬉しいのは分かりますが、明らかに相手をリスペクトしてないですよね」といった声が挙がっているほか、「高岡くん最後まで大人だった。プロでの活躍が楽しみ」「高岡くん頑張った!」「この悔しさはイングランドの舞台で晴らせるはず」など、サウサンプトン加入内定のストライカーに対する労いも多い。

 ただ一方で、山下への批判コメントに対して「味方選手に喜んでいると思うけど…」「そもそも煽ろうと思ってやったか分からないのでは?」「試合中に何かあったのでは?」といった否定的な意見も。「カメラワークの問題だと思う」といった指摘も見受けられる。

 Jリーグのみならず、高校サッカーの世界でも対戦相手へのリスペクトが求められることは、多くの選手や学校関係者が理解しているはず。過剰な批判が誹謗中傷に繋がるケースもあるだけに、サッカーファンには節度を持ったSNS投稿が求められる。