清水エスパルスはサントスから期限付き移籍していたFWルーカス・ブラガを放出。ブラジル2部グアラニからMFマテウス・ブエノを獲得する可能性が報じられているが、グアラニは年明けにも同選手の放出を容認するようだ。
マテウスの去就を巡っては、グアラニの情報に詳しいルーカス記者が28日に「マテウスは清水へレンタル移籍する。クラブ間交渉が進んでいる」とリポート。グアラニに1年間のレンタル料として20万ドル(約3200万円)が支払われるほか、買い取りオプションが盛り込まれる可能性もあわせて伝えている。
するとブラジルメディア『ge』は30日、ルーカス記者の報道内容をもとに「マテウスのグアラニ残留は難しい。クイアバ移籍で合意間近だったが、すでに日本からオファーが届いている」と報道。去就決定時期については「クラブ幹部は1月2日まで沈黙を貫く。この1週間で彼の去就について決断を下す」と、早ければ1月3日にも清水からのオファーを受け入れるという。
またグアラニとマテウスの契約期間は2025年6月まで。同メディアは「(移籍前に)両者は契約更新で合意する必要がある」と指摘したが、ルーカス記者は1年間の契約延長で合意済みだと伝えている。
現在26歳のマテウスは、身長178cmで右利きの守備的ミッドフィルダー。コリチーバの下部組織出身であり、2021年7月からポルトガル1部ジル・ヴィセンテで東京ヴェルディ下部組織出身のMF藤本寛也とともにプレーしていた。
またグアラニには2023年3月から在籍。加入1年目の2023シーズンからリーグ戦27試合でスタメン出場と、主力選手として活躍すると、2024シーズンはほぼ全試合スタメン出場で2ゴール2アシストをマーク。ただチームは最下位、3部降格という結果に終わり、FWジョアン・ヴィクトル(徳島ヴォルティスへ期限付き移籍)など、現有戦力の放出を余儀なくされている。
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