ブラジル2部グアラニ所属のMFマテウス・ブエノに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。すでに水面下で交渉が進んでいるという。
現在26歳のマテウスは、身長178cmで右利きの守備的ミッドフィルダー。コリチーバの下部組織出身であり、2021年7月からポルトガル1部ジル・ヴィセンテで東京ヴェルディ下部組織出身のMF藤本寛也とともにプレーしていた。
ポルトガルで2年近く過ごし、2023年3月にグアラニへ移籍したマテウス。母国復帰1年目の2023シーズンからリーグ戦27試合でスタメン出場と、主力選手として活躍すると、2024シーズンはほぼ全試合スタメン出場で2ゴール2アシストをマーク。ただチームは最下位、3部降格という結果に終わり、現有戦力の放出に迫られている。
そんななか、グアラニの情報に詳しいルーカス記者は27日、マテウスの去就について「グアラニは日本国内クラブへの期限付き移籍を巡り、議論を重ねている」と、Jリーグ挑戦の可能性を報道。グアラニと同選手の契約期間は2025年6月までであるため、クラブは放出前に1年間の契約延長を試みているという。
ただ一方で、マテウスにはブラジル1部、2部の複数クラブも関心。選手サイドは年内まで移籍交渉で合意に達しない場合、年明けの1月2日からチームに再合流することで、クラブと合意しているという。
なおグアラニは先日、FWジョアン・ヴィクトルを期限付き移籍により徳島ヴォルティスへ放出。ブラジルメディア『Futebol Interior』が20日に伝えたところによると、徳島はヴィクトルのレンタル料として100万レアル(約2600万円)を支払うほか、150万レアル(約3900万円)の買い取りオプションが付いているという。3部降格で財政状況が厳しいとみられるだけに、中心選手のマテウスも手放すかもしれない。
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