ラ・リーガ レアル・マドリード

守備強化画策のレアル、ボーンマスで飛躍のハイセンをモニタリング?

ディーン・ハイセン 写真:Getty Images

 スペイン代表DFダニエル・カルバハルとブラジル代表DFエデル・ミリトンが今季絶望の長期離脱を強いられているレアル・マドリード(スペイン1部)は、1月の移籍市場もしくは来夏に守備の強化に動く可能性が取り沙汰されている。

 オーストリア代表DFダビド・アラバの復帰時期が未定となっているマドリードはセンターバックを本職としている選手はフル稼働しているドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、カスティージャ登録のスペイン人DFラウール・アセンシオ、カルロ・アンチェロッティ監督の構想外とスペイン人DFヘスス・バジェホとなっている。

 スペイン『アス』によれば、マドリードは守備強化を優先しており、ボーンマス(イングランド1部)で売れーするU-21スペイン代表DFディーン・ハイセン(19)をリストアップしている模様。ただ、同選手にはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やアーセナル(同1部)も興味を持っており、獲得レースで遅れを取っている状況だという。

 ユベントス(イタリア1部)でプロキャリアをスタートさせたハイセンは、ローマ(同1部)へのレンタル移籍を経験して、今夏にボーンマス入り。空中戦の強さやビルドアップ能力の高さを武器に今季はここまでプレミアリーグ12試合に出場して2ゴールを記録している。

 なお、U-19まではオランダ代表を選択していたハイセンは1つ上のカテゴリーではスペイン代表を選択。スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督は同選手のA代表招集に興味があると『アス』は主張している。