Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

G大阪から期限付き移籍。鈴木武蔵が札幌残留…フライング発表が物議醸す

鈴木武蔵 写真:Getty Images

 ガンバ大阪から北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍中であるFW鈴木武蔵には、J1最終節・柏レイソル戦終了直後に一部で札幌退団の可能性が報じられていた。そんななか、出身地である群馬県太田市の清水聖義市長のSNS投稿がファン・サポーターの注目を集めている。

 清水市長は12月27日にXを更新。鈴木本人の表敬訪問をフォロワー等に報告したが、同選手が2025シーズンも札幌でプレーするという主旨の投稿をしたことで話題に。当該投稿は19日の時点で削除されているが、ネット上では「意外なところから武蔵残留情報」「武蔵残留は驚き」「まさかの角度から情報漏洩笑い事じゃない」など驚きの声が挙がっている。

 また一部のサポーターからは「クラブ未発表の鈴木武蔵残留を、堂々とXでポストする。こういう人はSNS向いてないような気がします」「クラブの公式発表くらい確認すべき」といった苦情も。政治家ということもあり、厳しいコメントも寄せられている。

 現在30歳の鈴木は、2017年12月にV・ファーレン長崎から札幌へ完全移籍。札幌の絶対的ストライカーとして活躍し、YBCルヴァンカップ準優勝に貢献すると、2020シーズン途中でベルギーKベールスホットVAへ完全移籍する。

 しかしKベールスホットVAでは結果を残せず、2022年6月にG大阪へ完全移籍。2年でJリーグに復帰すると、G大阪在籍時もJ1リーグで2ゴールという結果に終わり、2023シーズン終了後に再び札幌へ。復帰1年目の2024シーズンは途中までノーゴールと苦しんだが、シーズン後半戦に6ゴールを挙げた。