中国1部・北京国安FC所属のマリ代表DFママドゥ・トラオレに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。2024シーズン限りでの契約満了により、移籍金ゼロで獲得のチャンスがあるという。
現在30歳の同選手は、身長191cmで右利きのセンターバック。アメリカ、アルゼンチン、ポルトガル、セルビア、カタールと渡り歩き、2024年2月から北京国安でプレー。2024シーズンはリーグ戦30試合中24試合でスタメン出場した一方、クラブは優勝の上海海港から勝ち点22差の4位という結果に終わった。
アフリカのサッカー専門サイト『アフリカフット』は26日、トラオレの去就を特集。同選手と北京国安の契約は2024年12月31日までであるが、1年の契約延長オプションが付帯。クラブは現時点でオプションの行使を予定しているが、一方で中国の他クラブや日本、イスラエル国内クラブが獲得調査を行っているという。
また同メディアはオファーや交渉の有無について報じていないが、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』のデータをもとに「トラオレの市場価値は90万ユーロ(約1億5000万円)だ」と伝えている。
マリ代表として、国際Aマッチ4試合でプレーしたほか、セルビア1部FKヴォイヴォディナ在籍時にはMFラドミル・ミロサヴリェヴィッチ(現鹿島アントラーズ所属)とチームメイトだったトラオレ。フリーでの獲得が可能だが、果たしてどのJリーグクラブが関心を寄せているのだろうか。
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